濫用

「醜く汚いモノほど綺麗な言葉を使いたがる」
誰かがそんな風に言っていたのを、ふと思い出す。
認めたくは無いけれど、それは本当のことだ。
……言葉まで汚すのは、やめておくれ。
　
　
　

思うこと

自分を大事にしない人間が、誰かを守るなんて出来る訳が無い。
大事にすると言っても、ただ甘やかせば良いんじゃなくて。
「自分」をよく知り、また制御し管理することだと思う。
弱い人間が宣う「守る」という言葉は……。
ただ、何かに縋らなければ戦えないということ。
そんな醜い心を持ちたくないから。
もっとしっかりしなければ、と思う。
　
ただ、強くなりたいと言っているだけじゃダメだ。
それはただ、誰かに気付かれたいから形のみを見せているだけ。
そんな「構ってちゃん」は、もう要らない。
　
　
　

不屈の精神

辛くて泣きそうで。
苦しくて胸が痛い。
今すぐにでも、消えてしまいたくなる。
でも、僕は負けない。
絶対、負けるもんか。
僕はあいつとは違うんだから。
　
　
　

無題

不調の中でも、頑張った方。
……だけど、そんなに頑張らなくても、よかったかな。
　
　
　

醜く愛しい、この世界

この世界は、なんて醜く愚かなのだろう。
ああ、そうか。人間が支配者気取りをしているせいか。
本当に醜いのは、人間だ。
何でこんなにも醜いもので溢れ返っているのだろう？
無くなってしまえばいいのに、と。
自分ごと無くなってしまえば良いと、切に思う。
……俺も、“人間”のように醜いのか？
それは、違う気がした。
俺は人間から外れた者だ。
じゃあ、綺麗なのか？
……綺麗で、いたいのか？
少なくとも、このニンゲンの醜さに耐えられないひとつの存在だ。
そうか。人間で居たくないのかもしれない。
俺を、お前達と、一緒にするな。
何故、この身には世界を守る力が宿ってしまっているのか。
いや、これは人を裁く死神の力だ――そう、ずっとそう考えてきた。
　
　
　
　
ただ。
『――……君』
彼女を知ってしまった。同じだった。
その、硝子玉のような瞳は、絶望に冷めた藍を同じ出していた。
――君も、同じなのかい？
それなのに、何故彼女は世界を愛するのだろう。
その理由は、簡単だった。
彼女は、愛する者の居る世界を、愛しているのだ。
そうか。
では、俺は、彼女が守りたい世界を守ろう。
それは、簡単で難儀なことだった。
　
　
　

黒く塗りつぶされた鳥

“道端に咲く野花でも、こんなに美しいというのに”
“人間の、何と汚らわしいこだろう”
　
“俺は違う。俺は人間では無い。だから――”
　
　
銀雨にこっそりと作ったキャラクター。
うーん、こっそりでもないか。
設定は思い付きで書いたけど、結構気に入ってたりする。
まともに動かせる日はくるのかしら……（遠い目）
　
　
“俺は違うから”
“あんなに強い生物では無い、俺なんか……”
　
　
自己愛と自己嫌悪の元、彼は黒い空を巡る。
　
　
　

a little

　
少しの疲労と
　
少しの辛苦と
　
少しの諦観と
　
少しの怒気と
　
少しの悔恨と
　
少しの怨嗟と
　
少しの疎外感と
　
　
　
　
ひとつひとつは少しずつだけど
積み重なると、苦痛でしかない
　
　
　

愛憎

「私は……こんなに頑張っているのに！」
　
作った笑顔は凍りついた。
　
　
　
　
何故、貴方は分かってくださらないの。
それほどに、私は『どうでもいい』？
それならばいっそ、捨てて放り投げて。
これ以上は……。
　
　
　

わくてか

リっちゃんのイラストと動画が楽しみ過ぎる件。
　
　
　
　
やっと、自旅団と友好以外に顔が出せた。
なんかもう……幽霊っぼい感じで、申し訳無い。
これから、みんなといっぱいお話したい。
時間の無さが、歯痒いなぁ。
　
……メッセもしたいな……。
　
　
　

それは狂気では無く

嗚呼、何故に「狂気」だなどと仰るのかしら。
そう……これは「愛」だわ。
この醜い世界で唯一、あたたかくて綺麗なもの……。
何よりも美しく、何よりも大切な。
時には悍ましいほどに排他的で。
それはある意味で恐ろしく純粋な感情(こころ)なのよ。
ひたすらに絶対的な純愛……。
なんて素敵なのかしら。
そんなことも分からないなんて、可哀想な人――。
　
　
ああ、そうだ――。
これはきっと、愛に狂っているのね。
　
　
くす、くすくすクスくすクスクスくす……